5月26日(水)にSDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした講演会を開催しました。参加した国際科2学年の30名は「啓明の時間(総合的な探究の時間)」の授業の一環で、台湾の高校生と共同でSDGsの目標に基づく探究活動を計画しています。今回はその活動を前に、富山県立大の清水准教授、南砺市役所エコビレッジ推進課の亀田さん、加藤さん、の3名の講師をお招きし、生徒はSDGsについての理解を深めました。
最近よくテレビなどで耳にするようになったSDGsですが、「南砺市のSDGsの取り組み」や「SDGsについて考えることが自分たちの進路実現に繋がる」など、生徒にとっては初めて知る情報ばかりで、非常に有意義な時間になりました。今回の学びを通して、生徒たちが身の回りの現状に目を向け、それについて深く追究するきっかけになればと思います。
【生徒からの感想】
・私は将来やりたいことや進学についてどう決めればいいか悩んでいましたが、「SDGsのものさし」を使うことで少しずつ自分の行き先が見えてくることを知り、参考にして考えていきたいなと思いました。また、何十年後も先の地球の危機を全然知らなかったのでこれから学んで、自分にできることをやりたいです。
・令和の今に生きる私たちとして凄く身近なSDGsを理解することが出来たし、ジェンダー差別やポイ捨てをしないなどの身近な問題からコツコツ行って問題を解決出来るように努力していきたいと思います。
・私たちが今何をすれば良いのか、今後どうしていくべきかを深く考えることが出来た授業でした。初めはなぜSDGsと進学に結び付きがあるのか不思議でしたが、誰ひとり取り残されない社会を実現するためにはこれからの進学、就職を経て社会に貢献することが重要だと分かりました。SDGsについての知識を増やし探究活動に活かしていきたいです。