2月20日(月)に福祉科の生徒たちによる介護総合演習発表会が東雲ホールで行われました。1年生は、現在の自分たちの授業や介護実習への取り組み方を振り返り、現状を分析し、自分たちの課題を解決するために考えた方法を発表しました。2年生は、研修旅行で訪れたユニセフハウスでの学びをもとに、世界中で起きている出来事や解決すべき課題に目を向け、自分たちができることや取り組んだことを発表しました。3年生は、5月~7月に実施した22日間の介護実習の中で、受け持ち利用者を決め、その方の生活をよりよくするための支援計画の立案、支援の実施までの取り組みの過程と、そこから考察し、まとめたことを発表しました。
<生徒の感想>
・1年生の発表を聞いて、自分を客観的に見つめる、見つめ直すことが大切だと感じた。自分を主観的に見ると、自分を過信してしまい、自己評価と他者評価が大きく異なることがわかった。だからこそ、自分を客観的に見て、あたりまえのことをあたりまえに行うことが重要だと思った。
・2年生の発表を聞いて、自分たちが豊かな生活を送っている一方で世界では想像ができない辛いことが起こっていることがわかり、私たちにできる小さなことから始め少しでも力になりたいと思った。その第一歩として、いつも触っているスマホからワンクリック募金を行いたいと思った。
・3年生の発表を聞いて、記録に書かれている情報がすべてではなく、観察やコミュニケーションから得られる情報も大切にしていかないといけないと思った。自分が考えた支援内容を利用者の方にして欲しいという思いで押しつけることがないように、利用者の方の自己決定を尊重して支援していけるようになりたいと思った。