4月17日(木)、本校第一体育館にて、1年生を対象とした教養講座「建学の精神」が行われました。
今回は、本校の沼田大志郎教諭を講師とし、学校の歩みや創立の背景について学びました。
講座では、クイズを交えながら創立者・島巖氏の思いや、本校がどのようにして現在の姿へと発展してきたのか、また、多方面で活躍されている卒業生の姿にも触れながら、南砺福野高校が大切にしてきた精神や伝統について理解を深める機会となりました。
【生徒の感想より】
・何気なく歌っていた校歌や応援歌にも歴史があり、校章もひとつひとつこだわりを持って作られたものであると知り、生徒への思いや「至誠、質実、剛健」の校訓の雰囲気がよく伝わりました。
・南砺福野高校に誇りを持ち、多分野で活躍される先輩方が築かれた歴史や伝統を受け継ぎ、勉学や部活動に励み、校訓のような生徒になりたいと思いました。
・島巖さんが現在の価値で2億5000万円以上ものお金を農学校の設立資金として善意で寄付をし、本校が建てられたということを知り、それほどこの学校を創りたかったのだという島巖さんのこの高校への熱意が伝わりました。
・巖浄閣のような国の重要文化財が置かれている高校は6校だけで、全国的にも珍しいことを知り、福野高校に対する興味がより一層湧きました。
・創立して、131年もの長い年月が経っているのに、伝統や人の思いが受け継がれているのは、それだけ人に愛された証であり、歴史のある南砺福野高校で生活していることに誇りを感じました。